芸歴1年目ライブ「不屈」完全レポート

はじめまして。

NSC東京29期1000タコのモサクと申します。

2人とも違うロン毛でやっておりますが圧倒的にキューティクルな方です。

圧倒的に汁が多そうな方です。これはニュアンスで捉えてください。

よろしくお願いします。

はやくも2回目の開催となった

NSC東京29期による同期ライブ「不屈」。

タイトルやライブの雰囲気からわかるように

同期ライブによくある和やかな感じはあまりない。

出囃子も照明も無骨な音や色をしている。

それがみんなの雰囲気に合っている。

だから僕は29期が好きだ。

ライブが始まった。

1組目は「なでなでボーイ」低音の出囃子に

揺られた真っ赤な照明の中から出てきたみずのキラリはキモ過ぎた。

これが29期のトップバッターだ。

キモさは落ちることなく加速していく。

そして最後空気を舐めた。ここで不屈の空気感は固まった。

2組目「奥の富士川」は変な髪型になった雑炊が喚き散らかす。

3組目「ローマんな」4組目「リンスインアンコウ」のコントで変な世界に引き込まれた。

その世界で5組目の「Candy2」にずっと低音で変な話をされた。

そこまででもうおかしくなりそうだったのに6組目「ド天国」に渦を巻かれて溺れた。

目が回った状態を元に戻してくれるかと思ったら、

7組目「全力女王」8組目「アミダライン」に騙された。

渦のスピードと円が大きくなった状態で1ブロック目が終わった。

まだ整理がついてない中、2ブロック目が始まった。

9組目「あっちこっちそっちどっち」が出てきた。色が多すぎる。

一番立体感があった。距離感もおかしくさせてきた。

10組目「ノリ子」11組目「また会えると思ったから」は

会話のリズムがどちらもキモ過ぎたて可笑しくなりそうだったのに

12組目「ワニゲ」でまた変な世界に持っていかれる。

そして13組目「福来る」がずっとおかしいのに

途中少しだけ感情を出すタイミングがあってそこがもう僕は堪らなかった。

14組目「キャメルクラッチ」15組目「マシン語感」には詩吟と英語でやられる。

どっちもなんちゅう語感してるんだ。マシン語感濱野まこもの喋りのリズム感を見るたびに

これはもう理屈ではできない面白さだと感じた。渦はどんどん大きくなる。

なんの整理もついてない。つけさせてくれない。

どのコンビもこの短時間では整理がつけれない。

そして最後の3ブロック目が始まった。

16組目「マンタの子」は聞いてはいけない話を聞いているみたいで

ずっと聞いていたいと思った。センターマイクが彼女たちの声を拾う。

17組目「けいごステファニー」はもう意味がわからない。

もう体が勝手に笑っていた。なんなんだあいつは。あいつはほんとなんなんだ。

18組目「1000タコ」は汁が多かった。

19組目「たくわん」はショウジキ谷がいつものごとくテンパっている。

その横にいる島袋は真っ直ぐだ。綺麗な真っ直ぐな線が一番不気味なことにようやく気づいた。

20組目「ある遊泳団」のYOU IIの声が響く。遊泳団感がすごい。

遊泳団だとしても遊泳団だとYOU IIは強く思っている顔をしている。

21組目「もぐら大戦争」は神山の方がいつも変だ。

加藤の袖から出てくる度の顔がキマッていた。

なんで毎回その顔できるんだあいつは。

そしてトリの22組目「骨格ストレート」は風格感が増していた。

村尾スグリに関しては風格感でぶになっている。

トリらしい漫才で渦を最も大きくさせて、22組のネタが終わった。

整理できないままコーナーへ。

前の人が使った道具を使ってモノボケを連鎖させていくゲームだったのだが、

アミダラインが福来るを物として使用し、食物連鎖の頂点に置いた瞬間にもう僕は頂点に達した。

最初に言った、僕が好きな29期の雰囲気がすべて出ていたライブだったと思う。

これからも「不屈」は続く。この雰囲気に合う同期は他にもたくさんいる。

様々な同期が出て、これからもまた新しい大きな渦を見せてくれると思う。

だからみなさんも是非一緒に渦の中に入って溺れましょう。

まだまだ同期ライブ「不屈」は始まったばかりです。

これからもNSC東京29期をよろしくお願いします

1000タコ モサク

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