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新着情報

【12月22日2部舞台レポート】NSC45期現役生ネタライブ『RUSH』

2023.01.18

 

 

 

 

 

 

 

 

今回、YWAW卒業生 亀田遼一さん

がライブレポートを書いてくださいました!!

 

よしもとクリエイティブアカデミーでは、

ライターコースや映像クリエイターコースなど様々分野に分かれ

専門的に学ぶことができます!!!

 

 

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まだ荒削りなダイヤの原石たちがマンゲキ舞台で切磋琢磨!

NSC大阪45期現役生ネタライブ『RUSH 第2部』ライブレポ!

 

 

12月22日(木)、よしもと漫才劇場にてNSC大阪45期現役生ネタライブ『RUSH 第2部』が開催されました。

平日のお昼にもかかわらず大入りのお客さんの前で、現役生から厳選された総勢34組(ピンも含む)が

4ブロックに分かれて、それぞれ2分間の漫才やコントを披露しました。

 

『RUSH』では、NSC現役生たちのフレッシュなネタを堪能できるのは勿論ですが、

エンディングにて作家票と社員票により上位3組のコンビが発表され、

本日と別日開催の同イベント第1部〜第3部を通じて選ばれた1組が、

よしもと漫才劇場の所属をかけたオーディションライブ『UP TO YOU!サバイバルステージ』に

飛び級で進出できるという新制度が導入されました。

これにより、今後の活躍次第ではNSC在学中での劇場メンバーが誕生する日も近いかもしれません!

 

 

MCは滝音!

 

左:さすけ(NSC大阪34期) 右:秋定遼太郎(NSC大阪33期)

 

今回MCを務めたのは2022年「第52回NHK上方漫才コンテスト」準優勝など賞レース常連組の人気実力派お笑いコンビ・滝音。

オープニングに登場した二人は、今年で45期を迎えたお笑い養成所・NSCの現役生に早くもファンがつき始めている事実に驚きつつ、

「(自分たちも)中堅の位置になってきた」と、二人のNSC時代の思い出話も飛び出しました。

お客さんに対して、秋定は「何となくボケたと思ったら笑ってください」と発言してさっそく笑いを誘うと、

「現役生なのでまだ荒削りですが、どうか温かい目で見守ってください」

と言う相方のさすけに「ボクも荒削りです。ネタ飛びますし、噛みます」と秋定。

MCの掛け合いにすっかり会場も温まったところで、いざ『RUSH 第2部』がスタートしました。

 

 

センセーショナルなネタが続く前半ブロック!

 

 

1ブロック目:9月を巡るオトメ/マーコ/アルマジロエイジ/新月メロン

音速イルカ/カシわ/二畳半/neo瓦町ふらっぐ/10点!100点!ブルーマウンテン!

 

元気いっぱいにトップバッターで登場したのは、9月を巡るオトメ

“もし総理大臣がAIになったら”というタイムリーな話題を取りこんだ漫才で、

後に続くコンビを勢いづけると、早くも今日いちばん会場をざわつかせたのが、

“カッシーとオジさんのワクワクTV”というパペット人形とフリップ芸の融合ネタを披露したピンのカシわ

“裏切りと復讐がおこす悲劇について”というダークな内容ながら、音源とフリップ仕込みの手作り感、

カッシーとオジさんのやり取りや所作のぎこちなさが醸し出す独特な空気感でお客さんを惹きつけました。

 

 

 

 

打って変わって、コンビ名の通り元気いっぱいの明るいネタを披露したのは10点!100点!ブルーマウンテン!

「結婚して子どもが生まれたときのために妊娠体験に行ってきました!」という“マタニティ体験”を題材にした

ハイトーンボイスが魅力のスピード感あふれる漫才でネタ時間の2分間を一気に駆け抜けました!

 

 

 

 

 

 

2ブロック目:ダンスパウダー/ゼロゲーム/赤ヤガラ/ちむどんどん

生姜猫/ヤドリギん/入学卒業/ニュート

 

次のブロックでも、“芸人で売れて母校へ帰る”というネタで、

小気味よいボケに時折みせる毒舌ツッコミがクセになる漫才を披露したダンスパウダー

そして、続くゼロゲームは“サンタになる方法”をマルチ商法になぞらえた漫才で場内を巻き込みます。

一見何の変哲もないコテコテのツッコミが本人のキャラも相まって、

じわじわとお客さんに受け入れられ、笑い声も増幅していくという2分間でした。

 

 

 

 

公園ベンチを舞台に、ナレーション音源を効果的に用いたハイセンスなトリオコントを披露したのは生姜猫

高校生探偵、休日のOL 、ホームレスという三者が織りなすアンサンブルの果てに、

その一部始終を見守っていたベンチまでもが「ぼくはベンチ…」と心の声で語り出すという、

センセーショナルな展開で大きな笑いを呼びこみました。

 

 

 

 

秋定「あんま練習せんといてほしい」とまさかのアドバイス!?

 

 

 

ここで会場は換気タイムも兼ねたMCトークに入ります。

前半ブロックの感想として「ダンスパウダーの“天動説”のボケ好き」と、秋定。

さすけは生姜猫について「しっかりしたネタ」と高評価。

その後、前半ブロックのハイライトとなったゼロゲームのツッコミ担当である山本の話題に移ります。

 

 

「可愛すぎて…」と切り出した秋定は「でも、お笑いとは違う次元で笑ってしまってる可能性がある」と苦悶の表情を浮かべると

、同じくさすけも「“抑揚を捨てた男”というか、それが絶妙。でも(ツッコミが)上手くなってしまったら…」と、

MCの二人がゼロゲームの今後について真剣に悩み出す一幕も。長考の末、

秋定は「こんなん言うべきじゃないけど、あんま練習せんといてほしい!」と、まさかのアドバイス。

客席からの大きな笑い声とともに後半戦がはじまりました。

 

 

ひねりの効いたネタが続く後半ブロック!

 

 

 

 

3ブロック目:ハードロング/綿菓子/週刊ダム/バリアシオン

誇/野良レール/ペンキー/みずせった

 

後半ブロックでは、週刊ダムが“相方のほしいモノ”にまつわる漫才を披露。

相方がほしいモノを発表すると、ひねくれた視点で嫌味を返してくるという序盤の構造が、

“相方に嫌味を言わせてあげるべく、ほしいモノを発表する”に反転する中盤以降、

まるで水を得た魚のように嫌味を言う様が客席の笑いを誘発します。

 

 

 

他にも、バリアシオンが“カリスマ美容師を目指す男が念願の美容院をオープンさせるも、

髪に痛みを感じるという最初の来店客によって、いつの間にかSM美容クラブに調教されてしまう”というコントを披露して笑いを取ると、

みずせったは“初デート”をテーマにして、相方の珍しくて気持ち悪いデート内容に対し、「珍っ」「キモっ」などの“略されたツッコミ”が入り、

後半にはそのフレーズをどんどん派生させていく語感の面白さで笑いを起こしました。

 

 

 

 

 

 

4ブロック目:午前零時/果汁10000%/ハイカラジャンク/カニ光線/仁志郎

きょむきょむ巡り/肉食達磨/ムーンライトビンタ/すず

 

最終ブロックでも、舞台リハーサルの一場面を切り取ったコントで“お芝居のほうに熱が入るあまり、

相手役の高価な私服を破いてしまう若手役者”というコントを披露した、きょむきょむ巡り

年をとるほど1年が短く感じる現象を“ジャネーの法則”と呼ぶという豆知識から、

“あいさつ子どもの密林修行”という造語がどういう現象を指すのかについて、

あたかも周知の事実かのように喋る“知ったかぶり漫才”(?)を披露したムーンライトビンタ

お客さんとの情報差を二人の言語センスあふれるキラーフレーズの応酬により、笑いで埋めていきます。

 

 

 

 

 

 

そして今回トリを飾ったのは、すず

“結婚式”をテーマにしたネタで、ヴァージンロードやケーキ入刀などの各行程で何かにつけ“予算がない”ことを強調してくる相方に対し、

見た目はマヂカルラブリー・野田クリスタルでツッコミ方がコロコロチキチキペッパーズ・ナダルを想起させる(秋定)

強烈なキャラクターである相方のコミカルなノリツッコミで笑いを取るスタイルの漫才で、総勢34組のラストを見事に締めくくりました。

 

 

生姜猫「優勝できて才能を感じました」と自画自賛のコメント!

 

 

 

これで全ネタが終了し、最後に滝音が気になったコンビ4組

10点!100点!ブルーマウンテン!/ゼロゲーム/バリアシオン/すず)が再登場。

MCの二人がインタビューするかたちで各コンビの出会いなどの裏話も飛び出しました。「ずっと滝音さんが好きで…」と、

切り出した10点!100点!ブルーマウンテン!の二人に「どうりでニュアンス残ってると思った!」と秋定は、

シンプルにツッコむだけで笑いが起きるという境地に達したゼロゲームに対しても、「そのままでいてほしい」とエールを送ります。

 

他にもバリアシオンのネタについて「今日一番いい意味で荒かった」とさすけが話すと

「悪い意味でも」とすかさず言葉を添えて笑いを取る、秋定。

また、強烈なキャラクターを持つすずに関して「キャラがあると言うのはいいこと」とした上で

「刺さる人にはめちゃくちゃ刺さるネタ」と、さすけも賞賛。

現役生たちの良さを引き出す滝音の二人があっての盛り上がりでしたが、

回を追うごとにMCとの絡みの部分でも成長を遂げる現役生たちの姿が印象的でした!

 

 

 

 

エンディングでは、作家票と社員票による成績上位3組のコンビ名が発表され、

見事1位に輝いた生姜猫は「前の月で優勝しているコンビがいっぱいいる中、優勝できたので才能を感じました」と自画自賛のコメント。

この日MCとして場を盛り上げてくれた滝音の二人も「その感じいいですねー!ネタは一番面白かった」

と健闘を称えました。こうして今月の『RUSH』も大盛り上がりで終演しました。

 

👑1位 生姜猫

2位 バリアシオン

3位 赤ヤガラ

 

まだ芸歴0年目とはいえ、いきなり賞レースを勝ち進むコンビもおり、

今後の活躍次第ではNSC在学中に劇場メンバー入りを果たすコンビが誕生する未来も近いかもしれません!

そうした期待感を抱かせてくれる毎月開催の現役生ネタライブ『RUSH』で、

皆さんもNSC大阪45期から未来のお笑いスターを“青田買い”してみてはいかがですか?

 

ステージに立つごとに芸に磨きがかかる現役生からますます目が離せません❗️❗️❗️❗️

乞うご期待❗️❗️❗️❗️❗️

 

 

 

 

 

 

 

🌟お知らせ🌟

 

🌷NSC大阪45期現役生ネタライブ『RUSH』が

今月もよしもと漫才劇場にて開催決定🥳🎶

NSC45期生最後のRUSHです❕

 

【1/25(水)・26(木)・27(金)

 

 

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ご視聴、ご来場お待ちしております😊

 

 

 

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